【SV s11】塩オガポカイリュー[最終レート1907][最終順位1350位]

目標である1900を達成し嬉しい限りです。これで1900達成も5度目となり、より一層実力向上に努めていきたい所存です。

以下、構築記事になります。

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目次

構築経緯

前期上位で流行った塩オガポが自分好みの受けサイクルであったため使用を決定。塩オガポの2枚で厳しい物理の水・草(水ウーラオス、オーガポン)に強いカイリューを加えた塩オガポカイリューを用いて"高速再生技の安定択化"(高速再生技を多用してHPを高く保つことで択の先延ばしを行う)をコンセプトとした構築を目指した。

軸(塩+カイリュー+オーガポン)

今シーズンは物理偏差であり、物理受け2枚+特殊受け1枚の形が非常に戦いやすかった。

物理に強力な崩しが多く、物理受けを1枚にすると相手の全ての型をケアすることが難しいが2枚似た役割のポケモンがいることで戦術に柔軟性を持たせ、相手の取り得る行動をケアしつつ詰めていくプレイングが出来て、ポケモンを楽しめる並びだと感じた。

従来の塩を使う上では隠密サーフゴーの対策が難点であったが、炎オーガポンは黄金の体にアンコールを打てる点が強い。そのため、カイリューをサーフゴーに勝てない型で採用することが出来る。

環境序盤は対ガチグマが厳しく伸び悩んだが最終日は対ガチグマのプレイングを確立させることが出来たのが一番の勝因。綺麗な処理が出来るわけでは無いがオガポとカイリューで誤魔化しながらサイクルを進める。割り切らないといけないところとケアすべきところを最終日の対戦の中で掴んでいけた。

補完(崩し枠、スカーフ枠、対策枠)

・崩し枠(剣舞悪ウーラオス)…対コノヨザル、対塩、対チオンドヒドに選出

・スカーフ枠(サーフゴー)…物理受けが1枚で問題ないとき等余裕がある場合に選出

・対策枠(ディンルー)…対イーユイ他ステロが欲しい場合に選出

Pokémon-Icon 149.png     

個体解説

オーガポン(炎)@竈の面 

187-140-104-72-156-137 

252-0-0-0-204-52

ツタ棍棒・宿り木の種・アンコール・光合成

-調整意図-

・準速サーフゴー抜き

・余りHD

-所感-

光合成カイリューの羽を合わせてガチグマのPPを枯らしに行く。交換読み交換等で隙を作り宿り木を押す。なるべく光合成を押してHPを管理する。HPが十分にあればカミの眼鏡ジェムも耐える。

選出率同率1位 

キョジオーン(妖)@残飯  

清めの塩

207-120-198-58-111-55 

252-0-252-0-4-0

塩漬け・ボディプレス・鉄壁・自己再生

-調整意図-

・HB特化

-所感-

初手出しして展開を取っていく。物理の身代わりに対しても鉄壁で対応可能、アンコールされたらカイリューに引き黒い霧を絡めて対処する。ここでカイリューが落ちてもアンコールがあることが分かれば塩orボディプレ連打でなんとかなる。特防方面も高くブエナカミやツツミ相手にはそのまま塩漬けor再生から入り、型次第でそのまま対面勝てる。

選出率同率1位

マルチスケイル

244-138-154-120-120-109

244-0-196-0-0-68

エアスラッシュ・電磁波・黒い霧・羽休め

-調整意図-

・麻痺後最速龍舞カイリュー抜き(麻痺後最速ドラパ抜き)

・余りHB

-所感-

攻めの強い構築はアンコールでもよいが、受け寄りな構築では黒い霧のほうが対応範囲が広く扱いやすいと感じた。ppが多いのがよい、アンコールの8では心もとない。塩がアンコカイリューに勝てないためカイリューカイリューを見たいことが多く、その際アンコールでは4回龍舞を積まれた後そのまま負ける。また黒い霧でないと塩オガポが勝てないラウドボーンに勝てない。黒い霧で拾った試合が多く7世代ドヒドイデの頃から自分の好きな技。

選出率同率1位

サーフゴー(鋼)@拘りスカーフ 

黄金の体

169-72-116-203-113-128 

52-0-4-252-4-128

ゴールドラッシュ・シャドーボール・トリック・自己再生

-調整意図-

・★シャドーボールで無振りオーガポンを確定2発

・最速オオニューラ抜き

-所感-

オオニューラやテツノブジン、キラフロルなど面倒な相手に選出したり、物理受けでも厳しいパオジアンの処理ルートの一つとして採用。スカーフであるため後投げオーガポンを無傷で突破できる。サイクル下で一度自己再生を押すとスカーフで無い振りをするお洒落プレイングが楽しい。あとガチグマに拘りトリックするとカイリューでもオーガポンでもイージーWIN出来るようになる。

選出率4位

悪ウーラオス(霊)@黒い眼鏡 

不可視の拳

175-200-120-83-81-149 

0-0-252-0-4-252

暗黒強打・不意打ち・身代わり・剣舞

-調整意図-

意地AS

-所感-

対キョジオーン、チオンジェン、水オーガポンに選出した。また、対コノヨザルに初手出して剣舞から霊テラス暗黒強打でステロ+命がけのコノヨザル構築にイージーWIN出来る。

選出率5位

ディンルー(毒)@カゴの実 

261-130-145-67-137-74

244-0-0-0-196-68

地震・カタストロフィ・ステルスロック・眠る

-調整意図-

・無振りガチグマ抜き

-所感-

対イーユイに選出。あまり信用してないというか自分があまり使い方を分かってない。対イーユイもカイリュー+オーガポン+ウーラオス等で対応出来そうならその方がよいと思う。他にイーユイに後出しからサイクル優位取れて高速再生技のあるポケモンがあれば変更したい気もするがディンルー以上の子が見つからなかった。高速回復技がないと使いこなせなかったため眠るを採用したことで勝てた試合もありよかった。

選出率6位

基本選出(フローチャート)

 + Pokémon-Icon 149.png +  …基本選出

⓪塩を出すことを前提に厳しい展開を考える。

①ウーラオスとオーガポンを見たらカイリューが欲しい、カイリューを竜飛行で使いたいためテラスを切れないことを考慮する。

②サーフゴーとハバタクカミを見たらオーガポンが欲しい。

③パオジアンを見たらカイリューでテラス電磁波するかサーフゴーを出すか塩で頑張るか考え、いずれかを先発に置く。

④オオニューラ、テツノブジン、キラフロルを見たらサーフゴーを出すか考える。

④コノヨザル、塩、水オーガポン、チオンジェンを見たら悪ウーラオスを出す。

⑤イーユイを見たらディンルーを出すか考える。

⑥毒びしがあればオーガポンが毒によりサーフゴーとハバタクカミにサイクル負けないように出来るか考える。

⑦テツノツツミは初手塩テラスで塩漬けを押してなんとかする。

⑧ガチグマは2体以上で処理をする必要があり、不利対面が許されにくいため処理ルートをイメージしておく。塩を出さないことを検討する。

感想

SV s11お疲れさまでした。最終日の朝0時から15勝8敗で1900タッチでき、早起きをした甲斐がありました。(仕事終わりそのまま寝て0時に起きた)

自分の好きな構築(受け2-3枚+高速エース+崩し+中速クッション+@1...とか)を使うことができ楽しかったです。今まで軸を自分で考えることが出来ていないため何れはチャレンジしたいが、まだそのレベルに達してはいない気もする。

 

以上、ありがとうございました。