【SV s11】塩オガポカイリュー[最終レート1907][最終順位1350位]
目標である1900を達成し嬉しい限りです。これで1900達成も5度目となり、より一層実力向上に努めていきたい所存です。
以下、構築記事になります。
目次
構築経緯
前期上位で流行った塩オガポが自分好みの受けサイクルであったため使用を決定。塩オガポの2枚で厳しい物理の水・草(水ウーラオス、オーガポン)に強いカイリューを加えた塩オガポカイリューを用いて"高速再生技の安定択化"(高速再生技を多用してHPを高く保つことで択の先延ばしを行う)をコンセプトとした構築を目指した。
軸(塩+カイリュー+オーガポン)
今シーズンは物理偏差であり、物理受け2枚+特殊受け1枚の形が非常に戦いやすかった。
物理に強力な崩しが多く、物理受けを1枚にすると相手の全ての型をケアすることが難しいが2枚似た役割のポケモンがいることで戦術に柔軟性を持たせ、相手の取り得る行動をケアしつつ詰めていくプレイングが出来て、ポケモンを楽しめる並びだと感じた。
従来の塩を使う上では隠密サーフゴーの対策が難点であったが、炎オーガポンは黄金の体にアンコールを打てる点が強い。そのため、カイリューをサーフゴーに勝てない型で採用することが出来る。
環境序盤は対ガチグマが厳しく伸び悩んだが最終日は対ガチグマのプレイングを確立させることが出来たのが一番の勝因。綺麗な処理が出来るわけでは無いがオガポとカイリューで誤魔化しながらサイクルを進める。割り切らないといけないところとケアすべきところを最終日の対戦の中で掴んでいけた。
補完(崩し枠、スカーフ枠、対策枠)
・崩し枠(剣舞悪ウーラオス)…対コノヨザル、対塩、対チオンドヒドに選出
・スカーフ枠(サーフゴー)…物理受けが1枚で問題ないとき等余裕がある場合に選出
・対策枠(ディンルー)…対イーユイ他ステロが欲しい場合に選出
個体解説
オーガポン(炎)@竈の面
187-140-104-72-156-137
252-0-0-0-204-52
-調整意図-
・準速サーフゴー抜き
・余りHD
-所感-
光合成とカイリューの羽を合わせてガチグマのPPを枯らしに行く。交換読み交換等で隙を作り宿り木を押す。なるべく光合成を押してHPを管理する。HPが十分にあればカミの眼鏡ジェムも耐える。
選出率同率1位
キョジオーン(妖)@残飯
清めの塩
207-120-198-58-111-55
252-0-252-0-4-0
塩漬け・ボディプレス・鉄壁・自己再生
-調整意図-
・HB特化
マルチスケイル
244-138-154-120-120-109
244-0-196-0-0-68
エアスラッシュ・電磁波・黒い霧・羽休め
-調整意図-
・麻痺後最速龍舞カイリュー抜き(麻痺後最速ドラパ抜き)
・余りHB
-所感-
攻めの強い構築はアンコールでもよいが、受け寄りな構築では黒い霧のほうが対応範囲が広く扱いやすいと感じた。ppが多いのがよい、アンコールの8では心もとない。塩がアンコカイリューに勝てないためカイリューでカイリューを見たいことが多く、その際アンコールでは4回龍舞を積まれた後そのまま負ける。また黒い霧でないと塩オガポが勝てないラウドボーンに勝てない。黒い霧で拾った試合が多く7世代ドヒドイデの頃から自分の好きな技。
選出率同率1位
サーフゴー(鋼)@拘りスカーフ
黄金の体
169-72-116-203-113-128
52-0-4-252-4-128
ゴールドラッシュ・シャドーボール・トリック・自己再生
-調整意図-
・★シャドーボールで無振りオーガポンを確定2発
・最速オオニューラ抜き
ディンルー(毒)@カゴの実
261-130-145-67-137-74
244-0-0-0-196-68
-調整意図-
・無振りガチグマ抜き
-所感-
対イーユイに選出。あまり信用してないというか自分があまり使い方を分かってない。対イーユイもカイリュー+オーガポン+ウーラオス等で対応出来そうならその方がよいと思う。他にイーユイに後出しからサイクル優位取れて高速再生技のあるポケモンがあれば変更したい気もするがディンルー以上の子が見つからなかった。高速回復技がないと使いこなせなかったため眠るを採用したことで勝てた試合もありよかった。
選出率6位
基本選出(フローチャート)
+ + …基本選出
⓪塩を出すことを前提に厳しい展開を考える。
①ウーラオスとオーガポンを見たらカイリューが欲しい、カイリューを竜飛行で使いたいためテラスを切れないことを考慮する。
②サーフゴーとハバタクカミを見たらオーガポンが欲しい。
③パオジアンを見たらカイリューでテラス電磁波するかサーフゴーを出すか塩で頑張るか考え、いずれかを先発に置く。
④オオニューラ、テツノブジン、キラフロルを見たらサーフゴーを出すか考える。
④コノヨザル、塩、水オーガポン、チオンジェンを見たら悪ウーラオスを出す。
⑤イーユイを見たらディンルーを出すか考える。
⑥毒びしがあればオーガポンが毒によりサーフゴーとハバタクカミにサイクル負けないように出来るか考える。
⑦テツノツツミは初手塩テラスで塩漬けを押してなんとかする。
⑧ガチグマは2体以上で処理をする必要があり、不利対面が許されにくいため処理ルートをイメージしておく。塩を出さないことを検討する。
感想
SV s11お疲れさまでした。最終日の朝0時から15勝8敗で1900タッチでき、早起きをした甲斐がありました。(仕事終わりそのまま寝て0時に起きた)
自分の好きな構築(受け2-3枚+高速エース+崩し+中速クッション+@1...とか)を使うことができ楽しかったです。今まで軸を自分で考えることが出来ていないため何れはチャレンジしたいが、まだそのレベルに達してはいない気もする。
以上、ありがとうございました。
【SV s3】快眠ラキラッシャ[最終レート1905][最終順位2388位]
目標である1900を達成し嬉しい限りです。これで1900達成も4度目となり、より一層実力向上に努めていきたい所存です。
以下、構築記事になります。
目次
構築経緯
中旬まではイダイナキバ軸のサイクル構築を試行錯誤していましたが、リンク先の方の配信を見かけてハバタクカミ+ラキラッシャを使用してみたく思い構築を作成しました。
【S3 最終543位 最終レート2031】受け攻め ハバタクカミラッシャラッキー 構築記事 |【S3 最終543位 最終レート2031】受け攻め ハバタクカミラッシャラッキー 構築記事
軸(ハバタクカミ+ラッキー+ヘイラッシャ)
1.ステロとウェーブタックルを用いて相手のポケモンをハバタクカミ圏内まで削る
2.眠るor欠伸から確定眠りターンにハバタクカミに交代し一致技により負荷をかける
3.再度ラキラッシャに交代し、催眠による遅延を活かしTODを狙う
補完(崩し、中速クッション、対策枠)
・崩し(隠密マント炎ガブリアス)…崩し要因
・中速クッション(お盆ロトム)…ラキラッシャを選出しない際のクッション
個体解説
ハバタクカミ(妖)@スカーフ
古代活性
131-×-90-187-156-189
4-0-116-252-4-132
-調整意図-
-所感-
以下3点等スカーフであることがラキラッシャと相性よく使い勝手が良かったです。
地割れヘイラッシャやジバコイルに対して祟り目があることで強く出れます。
先発で相手のテラスタルを誘発できると楽になります。
・受けポケを起点にsを上げた相手を抜けること
・確実に削りを入れTODに持ち込めること
・受けが苦手とするクエスパトラに対面守るをされても上から縛れること
ヘイラッシャ(妖)@残飯
天然
257-120-187-×-86-55
252-0-252-0-4-0
ウェーブタックル・眠る・欠伸・守る
-調整意図-
・HB : 特化
-所感-
眠る+欠伸+守るにより受け性能、遅延性能が高いです。
眠るにより可能になる立ち回りが多いこと、ウェーブタックルにより負荷をかける立ち回りが取れること、ヘイラッシャの使い方を学べば学ぶほど勝率を高められました。選出率・勝率共に1位。
ラッキー(毒)@輝石
自然回復
357-×-57-55-138-43
252-0-252-0-4-0
-調整意図-
・HB : 特化
・S : 確定眠りターンにハバタクカミへ交代するために下降補正
-所感-
ハバタクカミとサーフゴーのサイコショックが流行しており、他特殊受け(ドオー、ハピナス)と異なりサイコショックを受けることができるラッキーを選択。セグレイブの巨剣突撃を50%に抑えることができる等物理相手でも無理やりステルスロックを撒くことが可能な点が使いやすかったです。
ガブリアス(炎)@隠密マント
鮫肌
183-182-115-×-106-196
0-252-0-0-4-252
-調整意図-
・S : 受け崩しサザンドラ意識最速
カイリュー(飛)@ラム
マルチスケイル
197-171-127-×-127-114
244-12-92-0-52-108
テラバースト・神速・龍舞・羽休め
-調整意図-
・S : +1で最速ガブ抜き
-所感-
受けを選出しない際に選出。マスカーニャ、キノガッサに強くサーフゴーに弱くない駒。最終日まで色々なポケモン(テツノドクガ、テツノカイナ、マスカーニャ、ハッサム)を試していたが、使い慣れていて単体で強いカイリューとしました。
基本選出
7割は基本選出をしていました。
基本選出がしやすい構築は強い。
+ + …基本選出
+(+ or )…対受け
感想
SV s3お疲れさまでした。最終日の朝4時から8勝2敗で1900タッチでき、これからも最終日に早起きをしてみようかなと思っています。
usumからポケモンを続けてきて実力がついてきたことを実感すると共に自分らしい構築、自分の得意な構築(受け2-3枚+高速エース+崩し+中速クッション+@1...とか)を感じられるようになりました。有名強者様の構築を参考に使い始めた並びですがその点も含めて自分らしいと思います。
以上、ありがとうございました。
【SV s1】塩ガモスのアマガドオー添え[最終レート1994][最終順位2732位]
明けましておめでとうございます。tiroです。
以下、構築記事になります。
目次
構築経緯
1. 自分が得意とする受け寄りサイクルを作成するにあたり、本作の目玉であるキョジオーンを確定
2. 受けサイクルのアタッカー枠として高火力炎がテラス択にならず先発で負荷を掛けやすいこと、受けだしできる最低限の耐性、特殊耐久があることから眼鏡ウルガモスを確定
3. キョジオーンが呼ぶ隠密マント詰みポケモンに黒い霧が使えて、特殊耐久の高い黒い霧貯水ドオーを確定
-ここまでを軸として以下補完-
4. 受けが呼ぶ身代わりに強く、天然を突破できる両刀ドラパルトを採用
5. 上記で重いドドゲザン、キョジオーンに強い隠密マント鉄壁アーマーガアを採用
6. 妖枠にマリルリを採用
以上、6匹になります。
個体解説
キョジオーン(飛)@残飯
清めの塩
207-120-200-×-111-55
252-0-252-0-4-0
塩漬け・ステルスロック・守る・自己再生
- 調整意図
・HB : 特化
- 所感
単体性能の最も高いステロ守る型を採用しました。ドオーと組むにあたり地面、草の一貫を切ること、地割れ対策になることから飛行テラスを使用しました。
ドオー(毒)@ヘドロ
貯水
237-95-80-×-167-41
252-0-0-252-0-4
地震・毒毒・黒い霧・自己再生
- 調整意図
・HD : 特化
・S : ミラー意識4振り
ウルガモス(妖)@眼鏡
炎の体
161-×-85-187-125-167
4-0-0-252-0-252
オーバーヒート・炎の舞・虫のさざめき・テラバースト
- 調整意図
・S : 特化
- 所感
初手オーバーヒートによりサイクル負荷を掛けます。アマガドオーの眼鏡枠には鋼サザンが用いられることが多いですが、無効タイプのある流星群を除くと技威力が低いこと、型の匿名性があり受けにくいこと、ドラパルトの竜技に対してテラスタルを切った天然受けポケモンを突破できること等を評価しました。
ドラパルト(竜)@珠
すり抜け
169-159-85-167-96-170
44-148-0-252-4-60
ドラゴンクロー・流星群・シャドーボール・身代わり
- 調整意図
・H : 10n-1
・A : 余り
・C : 特化
・S : 最速ガブ抜き
※特殊に受け出すため、B下降
- 所感
ラウドボーン等受け対策枠です。相手のテラスタルを見てから運用したいため、後ろから出します。受けを崩すための流星群と安定打点のシャドーボールがある特殊方面を特化とし、流星群を打った後にドラゴンアローにより火力を保てる両刀型を採用しました。
テラスタル択を軽減できることと、竜テラス流星群をキョジオーンに耐えられると突破できなくなるため、事前にドラゴンアローで削りを入れたいことから身代わりを採用しました。
アーマーガア(格)@隠密マント
プレッシャー
191-107-171-65-105-103
140-0-244-0-0-124
蜻蛉返り・ボディプレス・鉄壁・羽休め
- 調整意図
・H : 余り
・B : ボディプレス意識特化
・S : 準速ドドゲザン抜き
マリルリ(水)@突撃チョッキ
力持ち
207-112-100-72-100-71
252-252-0-0-0-4
- 調整意図
・HA : 特化
- 所感
ラウドボーン、ガブリアス、サーフゴー、キョジオーン等の構築全体で重たいポケモンを広く浅く見てくれます。最低限の耐久があり、サイクル加入できること、テラスタルを切らなくても強いことから採用しました。サーフゴーを叩く際や、電気セグレイブに対して必要なため、水テラスタルでの採用になります。
基本選出
サイクル構築のため、相手のポケモンを見て対応するポケモンを選出します。
色々なパターンの選出をするため、以下は一例です。
++…基本選出
++…受け3選出
++…アマガドオー
++…攻め3選出
感想
SV s1お疲れさまでした。3桁には届きませんでしたが自分好みの構築で戦うことができ、満足しています。9世代は8世代よりもサイクル戦が楽しく、7世代の自分が一番好きだったポケモンが返ってきたなーと感じました。
以上、ありがとうございました。
【剣盾s16】涙は黄昏の朧めく中に[最終レート1912][最終順位512位]
こんにちは,tiroです.
この度は目標である1900達成を持ちまして撤退させて頂きます.
嬉しい限りです.
以下常体
目次
構築経緯
日食ネクロズマについて
また,起点要因の不在から弱保型の誤認を狙え,DMを受けで流そうとした相手に竜舞身代わりを決めればそのまま勝ち.
苦手とするカイオーガ,黒バドレックスは以下の一般枠で対処.
一般枠について
以上6匹.
主な仮想敵については以下の展開を想定.
- vsザシアン
勝率を最大限高めたい.ザシアン,サンダー,ラプラスに優位な日食ネクロ.悪ウーラに不安が残る.サンダーを引き先に用意.襷を削れるゴツメ採用.
- vsカイオーガ
個体解説
あーもんどさんの構築記事より,主に残飯日食ネクロズマとチョッキドラパルトを参考にさせて頂きました.almond-beginer-1500-ibaru.hatenablog.com
日食ネクロズマ@残飯
プリズムアーマー
204-178-151-119-154-115
252-4-28-0-84-140
メテオドライブ,月の光,身代わり,竜舞
- 調整意図
・無振りカグヤの放射を身代わりが高乱数で耐え.
・準速カグヤ抜き抜き
・s+1で準速エースバーン抜き
- 所感
sを最速エスバ抜きまで上げる型等も使いましたが,耐久をここまで伸ばした型の方が使いやすかったです.様々なポケモンを起点に出来て,抜きエースとしても一流.ppの関係もあり例え倒せないポケモンでも月の光によりTODが可能.
サンダー@ゴツメ
静電気
197-99-150-145-111-120
252-0-252-0-4-0
ボルトチェンジ,蜻蛉返り,暴風,羽休め
- 調整意図
・ウーラオスの意地暗黒強打が乱数の為特化
- 所感
汎用性のあるウーラオス受けsを下げない事で上から行動し勝てる試合もあった為,a下降を選択.初めは使い慣れている怪電波型を使っていたが打たない+暴風外しで地面に隙を見せたくなかった為蜻蛉返りに変更.
カプ・レヒレ@お盆
177-85-162-115-150-125
252-0-100-0-0-156
熱湯,ムーンフォース,自然の怒り,挑発
- 調整意図
・最速テッカグヤ抜き残りb
- 所感
ポリゴン2@輝石
アナライズ
191-90-112-125-161-80
244-0-12-0-252-0
自己再生,トライアタック,冷凍ビーム,イカサマ
- 調整意図
・サンダー受けとしてHD特化
- 所感
悪ウーラオス@襷
不可視の拳
175-200-120-74-81-149
0-252-0-0-4-252
暗黒強打,インファイト,不意打ち,挑発
- 調整意図
・サンダーの後出しに強い意地as特化
- 所感
カイオーガに対して対面選出をするのに必要と感じ採用.挑発により日食ネクロズマの苦手なカバルドンに制限をかけつつ高火力で負荷をかけれる.不意打ちによるスイーパー性能も高く,ドラパルトのダイホロウでカイオーガのHPが2割ほど残るのでそこを縛る展開が多かった.
ドラパルト@チョッキ
163-189-85-120-96-194
0-252-0-0-4-252
ドラゴンアロー,シャドーダイブ,蜻蛉返り,不意打ち
- 調整意図
・崩しに強い意地as特化
- 所感
日食ネクロズマを出さないvsカイオーガ,黒バドにおいて実質伝説枠のような働きをしてくれるDMエース.ダイホロウの崩し性能が凄まじく安易な受け出しを許さない.vs黒バドにおいてドラパルトはすり抜けやドラゴンアローの存在からも不意打ちを身代わりで透かされにくい.
基本選出
- vsザシアン,日食ネクロズマ,etc.,
+oror
サイクルの中で,より安全に積めるタイミングを考える.
- vsカイオーガ,黒バド,,
++or
ドラパルトで崩す.最後のスイーパーとしてなるべく残す.不意打ちで縛る.
以下,ぽけっとふぁんくしょん対戦ログ分析より(一部の試合のみ記録)
概ね上記の基本選出に則り選出しています.vsカイオーガ,黒バドの勝率が伝説枠を使用していないにもかかわらず高いことからチョッキドラパルトの活躍度合いが伺える.
感想
涙は黄昏の朧めく中に,ありがとうございました.
日食ネクロズマは"幅広い構築にエースとして選出出来る"がコンセプトにあったのですが,実際はカイオーガ,黒バドレックスの台頭が向かい風にはなっていました.また,鋼ワンウエポンなため,ヒードラン,ブラッキーには選出が難しかったです.
上記を差し置いても本当にスペックの高い伝説枠であり,一般ポケモンには中々出来ない立ち回りを可能にしてくれる使っていて楽しいかつ勝てる.これ以外は考えられない伝説枠含め構築だったと感じています.
s17はおそらく結果を残すところまでやりませんが,次1900を目指すときは後一度くらい1900で止めてもいいかなぁと思ってます.いつかは2000を目指したいものです.
以下,トレーナーカード
【剣盾s14】自信過剰ボーマンダ[最終レート1749][最終順位3501位]
こんにちは,tiroです.
最高1892から1900チャレを逃しました.自信過剰ボーマンダが強く爽快感があり記念記事になります.
目次
構築経緯
自信過剰で数値受けに強くタイプ一致ダイジェットが魅力なエース,ボーマンダを通すことを考えました.このポケモンは対面性能や状態異常耐性でなく,自過剰の踏み台を用意してあげた上での決定力が魅力です.初手には耐久ポケを削りマンダの圏内に落とし,また初手DMを含めたアタッカーには襷不意打ちを踏まえしっかり役割を全う出来る悪ウーラオスを用意します.また,ウーラオスが相手のダイジェットに貫かれマンダを展開しても大きく被弾してしまうこともあるでしょう.切り返しor@1の詰めとしてミミッキュを用意しました.
悪ウーラオス+ボーマンダ+ミミッキュ
以下,基本選出で重たいところを補完
重たいポケモンは,欠伸展開[カバ,ラグ],氷[ブリザポス],電気[レジエレキ,サンダー],鋼[テッカグヤ,ナットレイ],受け[ドヒド,etc.],最後にミミッキュ
・カプレヒレ(怒り挑発霧)→[カバ,ラグ],[ブリザポス],ミミッキュ,+水ウーラオス
・エースバーン(怒り挑発)→ウーラオスとレヒレが出しにくい時の先発
・霊獣ボルトロス(チョッキ草結び)→[カバ,ラグ],[レジエレキ,サンダー],[テッカグヤ]
ウーラオスの苦手な耐久のある展開要員に対して3匹とも強いです.裏にサンダーがいるとレヒレは投げにくいですが,レボルトとサイクル勝ちを狙えます.
個体解説
ボーマンダ@珠
170(0)-205(252)-100(0)-×(0)-101(4)-152(252)
ぽけっとふぁんくしょん!
・意地珠AS,一致技2種+サンダーを破壊する岩+ダイウォール
A+1ダイロック:無振りDMサンダー確定1発
A+1ストーンエッジ:DMエースバーン確定1発
岩技でサンダーに厚く,襷ケア,月の光で粘るのを防ぐ.また,先にDMを切りミミ,ウーラ等で詰める際に空を飛ぶが強力.威力命中共にダブルウイングよりも高いのも評価.エスバやギャラの飛び跳ねるは相手も認知しているため読んでの補助技等が考えられるがマンダはダブルウイングのお陰でそれが無い.炎打点があると楽出来ることもあるがダイウォールの無いDMエースは運用しづらいので補助技は必要.
カプ・レヒレ@残飯
177(252)-×(0)-162(100)-115(0)-150(0)-125(156)
ぽけっとふぁんくしょん!
・図太いHbs霧残飯,最速カグヤ抜き残りHB
怒り挑発でマンダのダイジェットの起点を作る.怒り挑発でマンダの起点を作り,不利対面ではレボルトが苦手な氷や炎を受けてサイクルを回したりと多彩.
ミミッキュ@札
ミミッキュ@のろいのおふだ(ばけのかわ・ようき)
131(4)-142(252)-100(0)-×(0)-125(0)-162(252)
じゃれつく/シャドークロー/かげうち/つるぎのまい
ぽけっとふぁんくしょん!
・陽気AS呪いのお札
切り返し+マンダで暴れた後の@1として万能.マンダを出さない試合でのDM枠もこなす.試合展開を見て役割を柔軟に変化させれて使いやすい.
札は命中不安の戯れ付くを振る回数を合理的に下げれるため好み.(戯れ付くかシャドクか...ダメ計を回しながら悩みシャドクロを押してダメージが足らず負け...戯れを押して外して負け...)
悪ウーラオス@襷
・陽気AS襷毒突き
毒突きはレヒレへのダメージ意識.
霊獣ボルトロス@チョッキ
・臆病bCSチョッキ,陽気水流連打確定耐え
電気無効枠かつ高い特殊火力を評価して採用.サンダー,エレキに後出しするための突撃チョッキ.レジエレキって意外と145kgもあるんで草結びが威力100で入るんですよね.レヒレとサイクルを組むにあたりゴリラへの打点は必須なためヘドロウェーブ.
エースバーン@お盆
・HS怒り挑発
欠伸展開[カバ,ラグ],受け[ドヒド,etc.]+[ウツロ,ゴリラ,レボルト,etc.]など,ウーラオスもレヒレも出しにくい時に選出.怒り挑発で起点を作りつつ,かえんボールで優位な相手を叩く.相手もエースバーンのDMは考慮しないといけないのでDMを誘って身代わりで枯らしたり,受けに引いてきたところを怒り挑発で鴨にしたり.
基本選出
・エーバーン+ボーマンダ+@1
・レヒレ+レボルト+@1
感想・反省
3桁後半で保存しないと決めていたのでそれはいいのですが,そこから連敗したのは残念.5月までは竜王戦ルールですし,6月もまたスペレモドキしか出来ないでしょうし,もうこの構築を使うことは出来ないんでしょうね.来期頑張れるかは分からないですが,日食ネクロズマ使いたいです.
以下,トレーナーカード
【剣盾s12】 tiro式レヒレランドサンダー[最終レート1938][最終順位823位]
初めまして,tiro です.
シーズン12お疲れ様でした.
今年度の目標である初最終三桁を達成でき,感無量です.約2年前のusum後期からポケモンのシングルレートをやり続けて,ようやく満足できる結果を出せました.
以下常体
目次
構築経緯
カプレヒレ,ランドロスをはじめとした高種族値サイクルポケモンの登場により,サイクル構築を目指したいと考え,構築作成をはじめました.
そして,今期最もパワーのあるポケモンはやはりサンダーでしょう.
HBアッキ怪電波型で採用し,詰め駒として使用することにしました.
レヒレに最も出力の高いアイテムである残飯を持たせHbs残飯型,ランドにウツロやサンダーなどに対して,レヒレからの引き先になってもらうためのHDチョッキ型として採用しました.
以上より,レヒレランドサンダーを基本選出とし,@3を考察します.
初めに再生技持ちを構築にいれることで宿木のpp枯らしなどもでき,クッション性能が高く,起点回避や対面性能にも優れるHBイカサマポリ2.
そして,基本選出で重たいタラプカイリュー,残飯ライコウ,ウツロイド,ナットレイ,バンギラスと戦えるAS襷フェローチェを採用しました.
最後の一枠は最終日まで悩みましたが,ナットレイ,バンギラスが重たく,母数も多く感じたため,緩い受けポケモンを破壊でき,DM前提にもならない,意地AS珠エースバーンを採用し,構築完成としました.
熱湯,放電,静電気,エッジと大きなリスクを背負わず,確率を押し付けれる技を多く搭載できたことも構築の強みです.
個体解説
カプ・レヒレ@残飯
最速カグヤ抜き残りHB
sを最速カグヤ抜きまで振りました.HBサンダーが主流だったのもあり,無振り100族までは抜きたいと考えていて,ついでにカグヤまで抜いときました.サンダーに即バックするとメテオビームが怖いので抜いとくと立ち回りやすいです.
これ以上落とすとフェローチェの毒づき等が怪しくなり,役割を持てなくなるのでこれ以上sには裂けないと思います.
先発で挑発したり,展開要員を起点に瞑想したりします.ゴリラはHBアッキサンダー引き,ウツロ,電気はHDチョッキランド引きで展開不利を取りづらいようカバー出来る構築になってます.
熱湯は化身ボルトやゴリラの後出しにリスクを背負わせれて好きです.低リスクで確率を押し付ける技は強いです.
DM率3位
ランドロス霊@チョッキ
+1で最速ウツロ抜き残りHD
ウツロイドやライコウ,サンダーに強く出れるHDチョッキです.
D方面はここまでしないとサンダーの珠ジェット等に後出しできません.
また,岩石封じではサンダーのsを落としてしまい,地震を羽に当てれなくなるためと突破が不可能になりTOD負けする等あるためストーンエッジを採用.
急所率の高さとDM時の火力の高さは魅力的で外しを考慮してもエッジ採用のおかげで勝てた試合は多かったです.
DM率1位
サンダー雷@アッキ
最速カグヤ抜き残りHB
詰めとしてのサンダーは怪電波と充電の二択がありますが,身代わりには弱いですが,一手で2段階特高を下げることができ,後続のサポートにもなる怪電波を選択.
ウツロや,ライコウなどの苦手ポケモンがいてもHDチョッキランドとセットで選出すると立ち回りやすいです.無振りでもかなりCが高いおかげで,突破力もあります.
DM率2位
ポリゴン2@輝石
16n+1調整HB
ミミッキュに大きく不利を取らないイカサマ採用.幅広い相手のクッションや詰めになってもらいます.ランドロスに大きく優位の取れるトレースで採用.環境のポリ2はサンダー意識のHDが多かったと思いますが,物理の相手をする機会が多かったのでHB.
剣舞ランドはサンダーにも強く基本選出では対処が難しいですが,トレースポリ2には大きく不利をとるため選出抑制等もしてくれてると嬉しいです.
DM率5位
エースバーン@珠
最速ウツロ抜きAS
意地珠は本来エースバーンを受けれそうなポケモンも破壊できて強いです.
最速でないことが気になる試合もほとんどなかったです.技が4つとも命中不安or発動条件付きなのが運用しづらいですが,最終日はよく当ててくれました.
DM率3位
フェローチェ@襷
選出数,先発数,勝利数
最終日付近はぽけっとふぁんくしょん様の対戦ログ機能を使用させて頂きました.レヒレ,フェロの先発適性の高さ,サンダー,エスバの勝率の高さは目を引きます.
バシャーモは剣舞珠で途中まで採用してました.もっと活躍させてあげたかったです.
重たいポケモン
負けん気化身ボルトロス,身代わりライコウ,バンギラス,マンムー,カイリュー@タラプ,テッカグヤ@ハーブ,毒毒ナットレイ,ドヒド絡み
上記ポケモンに勝てる選出を意識したいです.
感想・反省
usumからの相棒枠であるポニ島のレヒレと剣盾で戦えて嬉しかったです.
今期は目標達成ということでこれ以上潜れませんでしたが,来季以降は三桁後半で止まらずもう一段高い目標を目指し,潜り続けたいです.
お盆悪巧み霊獣ボルトロスとか来季は使いたいですね.
以下,トレーナーカード
【剣盾S8】ピングドラ対面構築 [最終レート1753][最終順位5166位]
初めまして、tiroです。
7世代終盤からポケモン対戦の奥の深さに引かれ、ポケモンを始めました。今では一番の趣味になってますので、新しいことは始め得だなと感じます。
今回は残念な結果になりましたが、構築記事を書いてみたいと前々から考えておりましたのでここに記させて頂きます。
以下常体
目次
構築経緯
, や,などのサイクル構築、, などの受け構築を好んで使って来ましたが、今期は対面構築を使ってみたいと考え、襷と アッキを使用し、ダイマ権を後発で使っても強い構築を目指しました。
次いで、の苦手な水タイプ(,, etc.) に強い鉢巻
対キッス含む特殊全般に対する引き先として HD
ダイマックス権を強く使え、受け構築の崩しができる ラム悪巧み
そして、ここまでで重い スカーフに対して上から叩ける スカーフを採用して構築を完成としました。
個体解説
@襷 リベロ 陽気
155-184-96-×-95-171(0-252-0-×-4-252)
火炎ボール/跳び膝蹴り/不意打ち/カウンター
・AS振り切り
対ダイマを通常状態で切り返せる襷カウンター型、不意打ちによる対面性能の高さは目を引くものがある。ここまでだと にも可能だが、巨大火球による対 や高いSが評価できる。
しかし、命中不安技を押さなくてはならないシーンが多々あり、アイアンヘッド,跳び膝蹴り等の技構成では火力不足なシーンも多く、火炎ボールは切れなかった。
@スカーフ すいすい 臆病
156-×-115-147-116-144(48-×-0-252-4-204)
波乗り/流星群/暴風/あくび
・の鉢巻グラスラ確定耐え
・最速抜き
構築全体で呼ぶ、スカーフが電撃嘴で突っ込んでくるので、上から流星群を叩き込んで数的優位をとる。
また、すいすいによりダイマの打ち合いでダイジェット勢(, etc.)に強く、の上から波乗りを打て、ダイジェットでにも強いが、水タイプ(,, etc.) やに後出しから簡単に受けられるため、選出は難しかったが選出した試合は活躍してくれた。(控えめ珠ハイドロポンプ にするとも受けれなくなるので安易な後出しなどはされなかった)
今期のは襷 電磁波しかいなかったので突っ込むと麻痺&C-2と使い物にならなくなるので潔くに引く。
@アッキの実 化けの皮 意地っ張り
147-156-114-×-126-118(132-252-108-×-4-12)
じゃれつく/ドレインパンチ/影打ち/剣の舞
・一般的なABアッキQ
7世代から無効タイプをうまく使わないとサイクル介入が難しいこともあり、使うのに苦手意識があったポケモン。アッキ型が主流になるまではアッキそこまで魅力を感じれてなかった。
しかし、本格的にミミッキュがアッキしかいなっくなったため、自分も使ってみたら一躍お気に入りポケモンになった。
相手のダイマックスに皮を盾に剣舞→ダイウォールで2ターン枯らすのがとても強く、HBに振ってダイマックスしたB+1ミミッキュは本当に硬い。
剣舞した後でもB+1でのイカサマを耐え、ドレパンで大量回復できるため、対面でも負けないし、剣舞しておけば削れた状態からでも先制で回復して打ち勝てる。
@進化の輝石 アナライズ おだやか
191-×-112-125-161-72(244-×-12-0-252-0)
自己再生/トラアタ/冷凍ビーム/放電
・ほぼHD振り切り
対特殊の受け出しに優れるHD、身代わりよりも技範囲を優先した3ウエポン型。
無難に強かったが3ウエポン過剰かと思う。イカサマやシャドボは採用してもに抗える程度であまり評価してないので採用しなかった。
今回の構築では対キッスをメインに考えていたため、DLでなくアナライズで採用した。
実際にアナライズだからキッスに勝てた試合はぼちぼちあったので良かったと思っていた。(後述)
瞑想持ちに起点にされかねないのが難点。
@ラム 天の恵み 臆病
161-×-115-172-135-132(4-×-0-252-0-252)
エアスラ/マジシャ/火炎放射/悪巧み
・CS振り切り
ミラーに強い最速キッス、強気に交換読み悪巧みとかするとハピナスも突破できる崩し枠。怯ませるのは楽しい気分になれる。笑顔が素敵な良い子。
@鉢巻 グラスフィールド 意地っ張り
199-194-110-×-91-113(190-252-0-×-4-60)
グラススライダー/ウッドハンマー/十万馬力/蜻蛉返り
・準速60族抜き
スイーパー性能は高いポケモン。が重たかったため、十万馬力を持たせたが拘ってしまうためサイクルを回す必要があり、構築内に引き先を増やさないと運用しずらかった。に対して襷カウンター読み蜻蛉を数回押したが一度も成功しなかった。諸説枠。
重たかったポケモン
...処理ルートがと対面しかない
...水ウーラオスに貫通される
...初手対面合わせてダイマきったりしないときつい
, etc.
感想・反省
最終日夕方までは2000位程度で3桁を目指したかったが、最終日はみんな強く自分では勝ち切れなかった。構築も味がなく、上位の構築記事をみていると構築のレベルの差を強く感じる。
特に、トレーススピスワや、マジフレ眠カゴは目を見張るものがあり、ポケモンの面白さをだと再認識しました。強い人は強い。
運営は3桁までしかレートを表示してくれないし、ぽけっとふぁんくしょんも3桁までが記事掲載ラインですし、最終3桁に乗って立派な構築記事を書くことがポケモンを続ける上での目標。
今回は結果も出せていないし、オリジナリティもないが、まぁ構築記事を書いてみることも一つの目標だったので良かったです。("以下常体"って一度は書いてみたかった)
以上、ありがとうございました。
以下,トレーナーカードです.